16/01/10 02:25:29.84 jnN69dic.net
>>516
その疑問は、自分も感じたな。
ヤンの考えは理路整然としておらず、支離滅裂に思える。
物語の中では、ヤンは民主主義を信奉しており、自分と他人の命をかけてまでそれを守ろうと
しているわけだけれど、そもそも民主主義というのは、国家とか、またはそれに類するような
統治機構ががあればこそ意味があるもののはずだ。
だって、完全な無政府状態であるならば、そもそも民意を反映する対象すら存在しないし
民主主義という、統治の仕組み自体が不必要であるのだから。
一方で、人間にとって最も重要な自由と権利は「生きる自由」であり「生きる権利」であるはずだ。
それを犠牲にしてまで、社会を統治する仕組みである「民主主義」を守るというのは、すなわち
国家(社会を統治する仕組み) > 個人の自由と権利
ということになってしまう。
だから、ヤンは言ってることと、行っていることが矛盾しているように思えるんだよね。