16/01/14 19:14:23.15 WiuXh3kd.net
MIT: LED電球と同等のエネルギー効率を持つ新型白熱電球の開発に成功
MITの研究チームがLED電球と同等となる40%のエネルギー効率を持つ、新型の白熱電球の開発に成功したことが、
研究チームがNature Nanotechnologyを通じて発表した論文により明らかとなった。
この研究発表を行ったのはMITのOgnjen Ilicを中心とする研究チームとなる。
Ilicのチームは、白熱電球の場合、エネルギーの98~97%が熱として捨てられているところに着目。
その上で、新開発のナノテクノロジーを応用することで、フィラメントが白熱する際に生じる放射熱を吸着し、
その熱をフィラメントに戻すことで光として再利用させることに成功した。
この新開発の白熱電球の場合、エネルギー効率はおおよそ40%となり、LED電球と同等のエネルギー効率をしかも、
LED電球よりも安価な価格で実現することが可能となることになる。
白熱電球の場合、LED電球並みの寿命を持たせることは困難となるが、製造単価を安く抑えることが可能という大きな利点を持つこともあり、
仮にIlicのチームによるこの新方式の白熱電球が実用化された場合には、再び白熱電球が復活を遂げる可能性もでてきたこととなる。
ただし現状、Ilicのチームの新型白熱電球の寿命は10時間が限界となっており、実用化はまだかなり先のこととなりそうだ。
URLリンク(www.businessnewsline.com)
『寿命は10時間』
まさに切れる前の蝋燭