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「レーザー=熱い」はもはや偏見に。史上初、液体を冷やせるレーザーが誕生
2015年11月24日 16:30
いろいろな意味でクール。
レーザーを皮膚にあてられたら、熱で火傷しそうな気がしますよね。でもワシントン大学の研究チームが、
レーザーで液体を冷やす方法を編み出し、水の温度を華氏36°F(摂氏20℃)も冷やすことに成功したんです。
とはいえ、市販のレーザーポインターをぬるいコーラの缶なんかにあてて一瞬で冷やせるかというと、もちろんそうはいきません。
この冷却レーザーには、赤外線レーザーが使われていて、それが通常のレーザーといわば逆の働きをすることで液体の温度が下がるんです。
ワシントン大学のPeter Pauzauskie准教授らが開発した手法はこんな仕組みです。まず、レーザー結晶のナノ粒子をひとつ、物体を引き寄せる働きを持つ小さなトラクタービームを利用して水のに浮かべ、そこに赤外線レーザーを照射します。
するとレーザー結晶が、赤外線レーザーから吸収する光より高いエネルギーを放出します。つまり、その放出される光が、結晶とその周りの水から熱を絞り取るのです。
この技術の応用先は、ただ冷蔵庫やエアコンをよりエコフレンドリーにすることだけではありません。
例えば、ごく小さな範囲をレーザーで冷却することで細胞分裂などの生物に起こる変化のスピードを遅らせ、つぶさに観察できるようになります。また、コンピューターのプロセッサの冷却に使えば、パフォーマンスをさらに高めることも可能です。
開発が進めば、机の上でぬるくなった飲み物をすぐにひんやり冷やせる「卓上レーザークーラー」なんて便利グッズもいつか登場するかもしれませんね。
URLリンク(www.gizmodo.jp)
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冷凍光線にトラクタービーム
胸寒だな!