13/10/02 14:57:14.67 .net
「風立ちぬ」のナホコサンは「甘美なる死」のメタファーだと思う
濃密に接触すれば当時は死病であった結核に確実に感染することくらい
インテリであった二郎なら判るだろう
二郎はイコールでパヤオさんだ、「風立ちぬ」の言う映画は老境に達し
無意識的にしろ意識的にしろ「死」を強く意識したパヤオさんのみた
白昼夢みたいな構造を持っている
空への憧れはイコールで彼岸への憧れ、喫煙は緩慢な自死、獰猛で美しい
死の運び手である零戦への憧憬、そして抗いがたい甘美なるへ誘う美しい少女
この映画を「遺言」と言われれば、確かにそうにしか見えなくなる