24/03/26 22:14:51.85 mjJyM0vN.net
動脈硬化が原因で起こる合併症「えのき」(大血管障害)
高血糖の状態が続くと、比較的ぶ厚い動脈は、血管の壁が傷つけられ、炎症を繰り返し、硬く、もろくなっていきます。これを動脈硬化といいます。動脈とは、心臓から送り出される血液を運ぶ血管のことです。傷つけられた血管の内側の空洞は狭くなるため、血液が通りにくくなります。そのうちに血管が詰まって栄養である血液が流れなくなると、その先にある臓器がダメージを受けます。
足に行く血管が障害されると、④足壊疽(あしえそ)になります。脳に行く血管が障害されると、⑤脳梗塞(のうこうそく)になります。心臓に行く血管が障害されると、⑥虚血性心疾患(きょけつせいしんしっかん)になります。これらも頭文字をとって「えのき」と覚えます。