22/03/19 12:15:35.85 Nw4q37z7.net
>>652
> ならば、そこが可変であるようにすればよい
其は「法(國體)の支配の法理」、「世襲(相續)の法理」、「時效の法理」と云ふ世界に共通した「公理」に反する。
國民が大多數の暴走に因つて
皇室の廢絶を爲すのであれば、其は國民自ら此の公理に守られてゐる現状を放棄する縡であり、憲法典以上の根本規範に背を向ける縡になる。
デモクラシーは「知性に適用された平等主義」(『アメリカの民主政治』アレクシス・ド・トクヴィル)、
民衆の意志形成を多數決原理に據つて決すると云ふ政治の意志決定「手段」の理念であり、少數の暴走を食止める手立にはなつても、
多數の暴走を食止める手立にはならぬし、多數が凡て正しく健全で公平かつ公正であり無謬たる根據には一切ならぬ。
多數を以て物事の正しさの指標には全くならぬ。
「狂氣は個人にあつては稀有なことである。しかし、集團・黨派・民族・時代にあつては通例である。」とはニーチエの『善惡の彼岸』の中の言葉。