20/06/05 02:01:52 QRoAvrVZ.net
>>376補足
仮に思考実験として
憲法制定時に問題があり、無効になったとする
これを前提にしても、前の政体に戻る(蘇生する)とか前の憲法が復活するとかにはならない(復活ではなく有効であり続けた、という主張は台湾のような亡命政権でもない限り認められない)
ただ、現憲法が無効となっても適正な手続きを踏んで憲法を制定し直すだけのことで君主主権までちゃっかり復活!、なんてことにはならないのである
憲法が無効でも、君主主権が原状復帰するということには全くならないのだ
国民主権は憲法によって認められたのではない
個々人の尊厳の維持充実のために個人が自由意志のもと、結集して国家を組成したのだから当然、民主主義以外あり得ない
君主主権にはそういった説明が出来ず、国家有機体説、王権神授説というオカルトを持ち出すほかは、
絶対多数の国民を押さえつけて君主だけが主権、統治権(国家の家産化、一家の所有物と見る)を代々、握り続けることの理論化は無理なのだ