20/06/03 09:18:19 lCXy0gWN.net
防衛庁・自衛隊の発足から今日まで、治安出動が行われたことは一度もない。
戦後といわれる期間、平和主義憲法下に現存する実力組織・自衛隊の性格の
一面を示すものであろう。
しかし、治安出動が本気で検討されたことが1回だけあった。
「60年安保闘争」の国民的盛り上がりに対して、岸信介が、時の自民党幹事長
・川島正次郎を通じて、防衛庁長官だった赤城宗徳に、デモを鎮圧するため
自衛隊の治安出動を要請したのである。
赤城はこれを拒否した。
赤城は、「武器を持った自衛隊の出動で死者が出れば、デモは革命的に全国に
発展する。そうしたら、収拾がつかなくなる」と考えたという。
岸の暴走を止める理性が、当時の閣僚にはあったということだ。
mugentoyugen.cocolog-nifty.com/blog/2015/07/post-5d89.html
岸は自国民を武力で弾圧しようとした人物であり、ドナルド・トランプと同類なのだ。
そして、岸の孫の安倍晋三の暴走を止める理性が、今の閣僚にはない。