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経緯不明でも「問題ない」と最高裁 少年A全記録の廃棄
専門家「通達違反明らか」 神戸連続児童殺傷
明らかになった神戸連続児童殺傷事件の全記録の廃棄。
最高裁は自らが永久保存の内規を作ったにもかかわらず、神戸家裁による
廃棄の是非について「見解を述べるのは差し控える」と言及を避けた。
さらに、廃棄の経緯が不明である点も「問題があったとは考えていない」とし、
背景究明に消極的な姿勢を示した。
最高裁によると、史料的価値が高い記録の永久保存を義務づける内規や、その
運用を定めた通達は事件当時から存在した。通達は、永久保存の事例として
「全国的に社会の耳目を集めた事件」などを挙げるが、最高裁は「検討対象の
例示であり、該当すれば全て特別保存するという規律ではない」と説明。連続
児童殺傷事件が永久保存に当たるかどうかを示さなかった。
また、廃棄の記録を保存するよう定めた通達などはないとして、
廃棄のいきさつが不明であること自体に問題はないとした。
そのため、神戸家裁の当時の担当者に聞き取りなどを行う調査にも否定的な
考えを示し、最高裁の広報担当者は「仮に当時の職員に聴取したとしても、
あくまで個人の記憶や見解の範囲にとどまると考える」と述べた。
(霍見真一郎) 以下つづく