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平成26年(ラ)453号事件
東京高等裁判所 第1民事部
大山憲司こと西山憲明さんはもともと芸能関係の仕事をしていたようです。
そんななかで、1993年、NTTがダイヤルQ2を続けることで、日本にエイズが蔓延するのは問題として、NTTに対して抗議行動に出たところ、警察に逮捕されたようです。
しかし、容疑が不十分とのことで、何日間かの拘留の後に釈放されました。
西山さんの会社は、西山さんは会社にとって必要だから釈放してください、今後NTTに対してこのような活動はさせませんから、と、警察に対して弁明しました。
それから、西山さんの生活事情が変わってしまい、転居、離婚となり、現在は補助を受けて生活されているようです。
その費用が、本来もらえるはずの金額に比して不当に低く、2人で月額12万円であり、それを、NTTの件を隠蔽した時から続く、国らの不当扱いとして、賠償額18億500万円を請求して提訴しました。
ところが、100万円分に関しては訴訟救助が認められましたが、残り賠償額18億400万円分の裁判手数料462万5,000円の支払いを求められました。
これが西山さんは支払えず、裁判官が不当に裁判を受けさせないとして抗告しましたが、棄却されました。
よって、本件は終結しています。