18/11/19 06:22:18.57 ATSCX5DU.net
ちなみに、一元的内在制約説とはザックリいうと
「公共の福祉とは、権利の衝突時のみに制約を加えるという意味だ」と解する説。
一見もっともらしいし、流行したけど、
実は校則や内規等、全体の利益を考えて個人に多少の不便を強いるルールを
一切許せないという致命的な不具合を持っている。
(まぁ、ほら、日弁連見りゃ分かるとおり…法律界隈もアレだったので…)
判例にも実態にもそぐわないから今は唱える奴はレア。
で。この誤憲派君が何をやったかというと。
1:(曰く「有力」止まりの)一元的内在制約説に則り、
公共の福祉を「権利の衝突時のみに制限がかかる」と述べる。
2:もちろん「一元的内在制約説に則った場合は」「他の学説では違うが」等の断りは一切なし。
3:改憲案での「公益及び公の秩序」では1に比べて制約がかかる!と論を展開
言うまでもなく、完全に彼の主観・想像。根拠なし。
……と言った具合。
特に不実なのは2の箇所だわな。