18/11/01 17:38:31.07 j/2ZMEqo.net
ま、「9条だけ見りゃ」自衛隊は違憲だわな。
戦車もミサイルも持ってて、戦力じゃありません……は無理でしょ。
でも、そう解釈すると問題は25条等々。
生存権を始め、国民の生命・身体・財産を守ることを存在意義とする国家が
物理的な抑止力を完全放棄して良いんですか~?
外交努力とかだけで何とかなりますか~?
平和外交失敗時の予備手段は必要じゃないですか~?
「必要だけど持ったら違憲」なら、実は現憲法は設計ミスじゃないんですか~?……となる。
実は過去の護憲論ってこれに「放棄して良い」
「外交努力だけでも絶対どうにかなる」と応えてた。
たまに勢い余って「殺すぐらいなら殺されても良い=自分や他人の生存権<非武装」と言う人もいた。
でもその内に「外交努力で絶対どうにかなるの?」
「そもそも戦争って相手が憎くて始めるものなの?」って疑問が増えてくるのは必然なわけで。
(正直、そこを疑問視する人たちが増えた理由の半分は中国や北朝鮮の暴虐だが
もう半分は誤憲派さんたちの「米国は資源目当てで戦争してる!
=お金目当てで戦争する奴は居る」だと思うのだが)
とするならば。
9条改憲の必要性は本質的には「戦争は何故起こるか」だし
畢竟「人は何のためなら積極的に他人を殺せますか?」に帰結する。
「憎悪」と答えるなら憎まれない努力あるべしになるし、
「利害」と答えるなら抑止力あるべしとなるわな。