18/10/06 16:26:43.69 3bwVZAAc.net
>>71
★憲法第9条改正の危険性その② 核兵器保有の危険性に対する反論
>核兵器と憲法との関係について、従来の政府見解によれば、自衛のための必要最小限度を超えない実力を保持することは憲法上禁止されておらず、
>その範囲内にとどまるものである限り、核兵器であっても、これを保持することは憲法の禁ずるところではないというのである。
そのような見解が出ているのは事実ですね
>しかしながら、他国の領土ないし国民の一部を殲滅するほかない核兵器が、「自衛のための必要最小限度の超えない実力」であるというのは、甚だ無理があるというべきであるし、
根拠として弱いですね
政府見解では「わが国が憲法上保持できる自衛力は、自衛のための必要最小限度のものでなければならないと考えています。その具体的な限度は、その時々の国際情勢、軍事技術の水準その他の諸条件により変わり得る相対的な面があり、」です
つまり相手が強大になり力が増せば増すほど、対抗するための必要最少限度は大きくなります
国際情勢によっては、核兵器が最低限必要になることもないとは言い切れません
>それをさておくとしても、「自衛のための必要最小限度の超えない実力」しか保持し得ない現憲法が、核兵器保有の歯止めとなっているのは明らかであろう。
政府見解で憲法は核兵器保持を禁止していないのであれば、どういう理屈で憲法が歯止めになっているのが明らかなんですか?
実際の歯止めは非核三原則と核兵器の不拡散に関する条約(NPT)です
>ところが、憲法第9条を改正して自衛隊を明記した場合(中略)「戦力」を保持し得るのであるから、憲法上は、何らの制約なくして、核兵器を保有し得るということになってしまうのである。
もともと憲法で妨げられない以上、今回の改憲では変わりません
>したがって、護憲派の立場とすれば、自衛隊を憲法上明記するのであれば、核兵器の保有を明示的に禁止すべきであると主張するのが相当である。
短絡的過ぎます
日本の防衛において、核兵器が必要かどうかを徹底的に議論すべきです
十分な検討の結果持たない方が良いという結論が出れば核は現状維持で良いですし、持つべきだという結論になれば非核三原則やNPTの見直しも検討する必要があります
いずれにせよ、今回の改憲とは無関係な話です