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これらの戦力強化は、中国の巨額の軍事予算があってこそだが、それでもアメリカの防衛支出に比べれば1/3以下だ。
しかし、単純比較できない。アメリカ国防情報局は、装備のコストや人件費が米軍よりもずっと低い点を
「後発のアドバンテージ」に挙げる。
「中国は(海外兵器の)直接購入、改良、知的財産の盗用により、各国の軍隊で最も効率的な基盤をルーティン化させた」と、
アメリカ国防情報局は分析する。
その顕著な例が空母だ。2012年に就役した中国初の空母「遼寧」は、旧ソ連製の建造途中の空母をウクライナから購入し改良したもの。2隻目は、初の純国産空母というが、実際は「遼寧」の改良型で、発展的な「コピーのコピー」だと言える。
中国軍は、2000年代以降、活動を世界に広げつつある。先制攻撃を含む予防的防衛任務を新たなドクトリンに掲げている。
2017年にはアフリカ北東部のジブチに初の海外基地を建設。パキスタン、カンボジア、スリランカでも基地開設を進めている。
「中国軍の戦略目標は、国土の防衛から、東アジアと西太平洋の支配、さらにインド洋への進出に拡大した。
中国の最終目標は、グアム、沖縄の基地と、韓国・日本との同盟に象徴されるアメリカの東アジアの足がかりを削ぎ、
その防御力を排除することだ」(ナショナル・インタレスト誌)。
日本が中国軍の主要攻撃目標の一つであることは、紛れもない事実だ。
(2019/01/30 newsphere)
・・・日本も正規の軍隊を持たないと、中国に「反日・怨恨戦争」をしかけられて滅亡するよ。