18/07/12 12:45:22.93 eK4tJss7.net
中国の野望、中国の膨張、中国の脅威、中国の覇権、中国の新秩序の危険を煽る。
この「中国」を「大日本帝国」に置き換えてみれば過去の歴史そのままだ。
ならば大日本帝国が孤立し、封じ込められ、崩壊した過去の教訓を生かせばよいことになる。
現在は武力による国際問題の解決は原則禁止させている。
中国の孤立ではなく、中国を国際協調の輪に組み込み、アジア諸国、主要国の政治、経済、安全保障の連携して対応することが重要だ。
確かに、中国が9条と同じ仕組みを持つことはないだろう。
また、日本が改憲し、少し抑止力を高めても、その抑止力を乗り越えようと中国も対抗してくるだろう。
これは中国固有の行動ではなく、抑止力を高めようとすれば古今東西起こり得ること。いたちごっこだ。
ならば現在の枠組みの中で、政治、経済、軍事の様々なレベスタで相互に対話をする仕組みを整える、安全保障上の信頼醸成を構築することが財政上も相互利益になる。
互いに敵視するのではなく、適度な距離感をとりながら互いに尊重することが重要だ。
互いにアジアを構成する国であり続けるのだから。
アジア太平洋地域の安定と繁栄を享受する、戦略的互恵関係を意識することが重要だ。
安全保障の論理だけが、国を守ることではない。安全保障の論理を武力で追及した大日本帝国は崩壊した。
満蒙は日本の生命線、南方の天然資源、利益線、生命線を守るために攻める・・・。
武力だけで永久に安全が確保できるものでもない。その後のプランがなければ混沌とした世界が待っているだけだ。これも古今東西同じだろう。
政治的、外交的、国際協調的、歴史的な経緯を踏まえた日本のこれまでの努力、日本のポジションを確認するためにも現状維持でよい。
もちろんアメリカもアジア太平洋地域の安定と繁栄に現実的な視点、実利的な動機から協力してくれることだろう。