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マレーシアのナジブ前首相が3日、公金不正流用疑惑で、逮捕された。
7億ドル(780億円)を不正に受領していた疑惑と、家族や関係者を含め45億ドル(4900億円)にも上る公的資金を横領したと見られる。
ナジブ氏の複数の私邸などから押収した宝石類、現金、高級ブランドのバッグや時計などは、2億2500万ドル(250億円)に上る。
中国は、マレーシアのような負債を抱えるアジア諸国をターゲットに、インフラ整備を低融資で“肩代わり”し、
返済不能になった時点で、重要な港湾や土地を買収する「経済的植民地化政策」を習近平政権下で進めている。
アジアの負債を抱える国の多くが、腐敗、汚職が蔓延り、民主化が進んでいない国々だ。
中国は、それらの国々に資金的援助を行うことで、中国にとって都合のいい腐敗政権のアジアのリーダーを育て、維持、温存させてきた。
一帯一路の経済的植民地化政策の下、「中国にとって支配しやすい」「中国にとって都合のいい」国を増やすことが
中国にとって最大のメリットだからだ。
マレーシアのナジブ政権にとっても、「キャッシュは王様(cash is king!)」と、ばら撒き戦略で現金で一票を買ってきた資金難の中、
中国は、低融資で数々の一帯一路プロジェクトで金を貸してくれる良き理解者であり、資金提供者だった。
マレーシアを負債国家に陥れたのは、資金提供を惜しまず、ナジブ政権の尻拭いを喜んで買って出た中国が“元凶”と言えるかも。
(2018.7.4 JBpress)