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4月19日、日本でこのほど出版された「抗日ドラマ読本」が中国ネットで大ウケ。
「抗日ドラマ読本=意図せざる反日・愛国コメディー」は21作品を紹介。
「時代背景完全無視」「共産党も大激怒!」「反日プロパガンダどころかもはやギャグ!」など、うたい文句が並ぶ。
この本が出版されたことに中国では大ウケ。ネット上には「時代背景完全無視…笑った」「この本、欲しいんだけど…」
「複雑な気持ちになった」「海外に恥を…」など、さまざまなコメントが書き込まれた。
これに中国青年報は「いまだにドラマで歴史を無視する意識が続いている」と怒りを示している。
「荒唐無稽な内容のドラマは政府の規制でだいぶ減ったが、日本人を極度に醜く描く一方で、
中国人のイメージをことさら持ち上げるような内容は歴史を無視する意識から生まれる」
「そうした意識は今も完全になくなったわけではない」と指摘。
「ドラマの中で、日本軍は中国人に簡単に撃破されてしまうが、実際は短期間に中国の領土の多くを占領した。
日本は当時から工業が盛ん。中国は立ち遅れた農業国で、外交上も弱者である中国には発言権がなかった」と論じた。
「人は自分にとって都合のいいものばかり見たがるが、現実を直視し歴史を尊重しなければ強くなることはできない」と記事は強調している。
(2018年4月20日 Record china)