18/06/01 11:53:53.47 vXkAt1O4.net
合理性、論理性、効率性、生産性・・・。
理性的な考え方は大切だ。
しかし、重要な判断をする際に、感性の重要性も忘れてはならない。
安全保障のロジックを積み上げれば、日本は9条削除し軍隊を持ち、安保条約があってもアメリカから見捨てられリスクを排除するため、フルスペック集団的自衛権を明記し、日本も核武装することだってあり得る。
そして、仮想敵も同じように行動するだろう。
しかし、世の中、論理性だけでは動かない。
なぜなら人間には感情があり、感情が世論を形成することがあるからだ。
最近でも論理性、理屈だけをつらぬけば、あり得ないことが起きた。
なぜ世間は悪質タックルをした選手を許そうとし、嘆願書を書く人が殺到したのか?
理屈ではなく、「かわいそうだ」と世論の感情が動いたからだ。
アメリカでイラク戦争の時、ジョン・レノンの「イマジン」が禁止され、愛国歌「ゴッド・ブレス・アメリカ」が推奨された。
なぜか?歌が、音楽が、人々の感情を揺さぶり、世論に影響を与えるからだ。
レベル感はいろいろあろうが、安全保障の問題でも、論理性だけではなく、自身の感性の声にも耳を傾けることが必要だ。