18/05/29 04:43:00.22 YmOrht7E.net
●マレーシアのマハティール首相は、「高速鉄道計画の廃止」を表明。同国最大規模の鉄道建設計画の見直しも本格化。
中国の「一帯一路」の「野望」が、逆回転を始めた。
●マハティール氏は、東海岸鉄道事業について「中国と契約条件の再交渉を行っている」と語った。
タイ国境近くから、中国が開発を進める東海岸クアンタン港を経由して西海岸のクラン港まで690キロを結ぶ鉄道だが、
マハティール氏によると、総額550億リンギット(1兆5千億円)の事業費は、融資する中国輸出入銀行から、
受注した中国交通建設に直接支払われる。マレーシア側は一度も引き出していない。
支払いは出来高でなく計画ベース。利息も含むと、中国への債務は920億リンギットに。
前政権が続いていれば「国は破綻していた」と非難する。
●16年の中国からの直接投資は、「一帯一路」の名の下、前年比7倍に急増。過度に中国へ依存した前政権から、軌道修正を図るとみられる。
●米国ハーバード大学の研究者は、中国の「債務帳簿外交」の危険にさらされている16カ国を指摘。
マレーシアのほか、フィリピン、カンボジア、ラオス、タイなど、東南アジアの国々が、リストの一角を占める。
採算性や必要性が不明確なまま、巨額のインフラ資金を融資し、不透明な資金を得た親中政権が、国民の審判を受ける。
「開発独裁」につけ込んで周辺国を債務不履行に陥れて支配する。そんな中国の思惑に、限界が見え始めている。
(2018.5.28 産経ニュース)
・・・中国のずるがしこいやり方がバレてきてよかった。共産一党独裁の中国は油断できない恐ろしい国だ。