18/02/03 08:20:14.95 UyuKydsV.net
安倍首相の経済指標の“恣意的な解釈”は毎度のことだが、
予算委でアピールした「有効求人倍率が全都道府県で1倍を超えた」「パートの時給が統計開始以来最高」というのも眉唾だ。
「有効求人倍率の求職者というのはハローワークに行った人だけ。
失業保険が出る期間を過ぎてハローワークに行かなくなった失業者は含まれません。
賃金が上がっていると言いますが、財務省の『法人企業統計』によれば、企業の人件費は2012年10~12月期の44兆円に対し、
直近の17年7~9月期でも44兆円のままです。
パートの時給が上がっても、勤務時間を減らしているので、賃金は増えていません」(斎藤満氏)
目を背けたくなる数字をもうひとつ。
安倍首相が渇望する「デフレ脱却」宣言を阻むのは個人消費の弱さだが、
第2次安倍政権発足から5年(17年7~9月期まで)の軌跡を見ると、名目GDPは11.4%拡大したが、
個人消費は4.3%しか増えていない。つまり消費低迷は長期化しているのである。
アベノミクスの失敗、さすがにもうそろそろ認めたらどうか。
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