17/10/05 01:32:02.31 u5DOuJk7.net
>>817
この文章では表面的に覆い隠されてるが、お前の論理構成の本質には、人種差別がある。
労働市場で、どこの国の出身かで人種差別する事は、少なくとも遺伝学的合理性がないし、
能力本位の採用という意味で、道徳的ではない。
次に、怠業(サボタージュ)や、(NEETや非自発的失業含む)無業は、
むしろ労働市場を被雇用者側の売り手優位にし、実質賃金を上げる。
できるだけ多くの国民が、自らニートになる事を志願すれば、基本的には労働者は有利だ。
で、帰化人を含む広義の移民はいうまでもなく、
外国人労働者としての狭義の移民の労働環境を向上させる事は、
旧来の日本の社会状況を一変させていくにせよ、政治道徳面で正しいだろう。
なぜなら基本的人権を保護することになるのだから。
その労働環境や労働者の権利向上と、日本人の非自発的な無業者の問題は何の関係もないな。
お前が(平成時代までの帰化人含む)旧日本人を逆差別したいあまり、
労働市場において人種差別の斡旋をする事が、政府として正しいかのような口ぶりだ。
日本国籍を持つ者が、国税を払う限りで、この人たちへの公共サービスが妥当、という
互恵的立場から、日本国籍保持者を、非帰化人の労働者より優遇するべし、という論理なら、
まだ、けちな色彩はあるにせよ、一定の制度的合理性はある。実際他国でもそうしてるだろう。
日本国籍でない外国人労働者による、公共サービスのただ乗りを防止する、という意味で、
この考え方は支持されやすいのだろうが、俺の意見では、この実践には限界がある。
道路、水道、下水道、空気、その他の一般公共財では排除が不可能なんだから。
排除可能なクラブ財(料金財)においてのみ、選択的に日本国籍者への優遇がありうるべきだろう。