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■ 米国石油地質家協会(AAPG)研究会議 「石油の起源、無機起源か有機起源か」に参加して / IEEJ:2005 年7 月掲載
URLリンク(eneken.ieej.or.jp)
(2)石油の無機起源説
従来の学説に対して全く対極を成す油田形成の説がある。それが石油の「無機起源説」である。ロシアや旧ソ連を中心に発展したその学説は、周期律表で有名なメン
デレーエフが1870 年代に発表したことが始まりとされる。19 世紀から20 世紀初頭には、石油の「無機起源説」が世界の主流の考え方として定着した時期もあったが、
その後、西洋科学の発達と共に石油の起源は有機起源説で説明されるようになり、石油システムを中心とする学問体系が確立していった。
しかし、ロシアやウクライナでは、先人の確立した無機起源説を継承し続ける複数の研究者がおり、今日も主要な学説として位置づけられている(無機起源説は参考
文献12 に詳しい)。