17/11/28 23:22:37.04 ojKqOlsZS
■渡り鳥、微弱な電磁波でも方向失う/ ナショナルジオグラフィック 2014.05.08
脳の実験を終えた後にモウリトセン氏らは、簡単なテストをしてみることにした。小屋に入れたファラデーケージのアース線を、つないだり切ったりしたのだ。
パターンは完全に一致した。アース線を操作するだけで、鳥の方向感覚のメカニズムが働いたり乱れたりした。
この現象に関心を強めた研究チームは、次に、小屋の中の電磁波の乱れを、ファラデーケージをアースした場合としない場合とで測定した。アースをしない小屋で検出されたノイズは
、AMラジオ波の広い周波数帯にわたり、非常に弱いものだった。世界保健機関(WHO)が人間の健康を守るために採用しているガイドラインの100分の1から1000分の1程度だ。それでも、
不思議なことに、鳥の磁気コンパスの機能を停止させるには十分だったのだ。
さらに、決定的な証拠として、外部の電磁波を遮断した小屋の中で、AMラジオ波程度の弱い広帯域のノイズを発生させると、鳥の磁気コンパスは働かなくなった。