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中国新疆ウイグル自治区で、少数民族の住民らが「再教育施設」に収容されている問題で、
施設で拘束されていたカザフスタン国籍の男性が23日、都内で講演。
「地獄のような弾圧を受けた」と経験を語った。
カザフ国内で旅行会社に勤めていたオムルさんは昨年3月、突然拘束された。連行され、国家分裂罪など三つの罪を認めるように迫られた。
カザフ国民であることを伝え、大使館や弁護士と連絡をとるよう訴えたが、拒否された。
施設では小さな窓しかない部屋に数十人が押し込まれ、睡眠や食事のほか、排泄もこの部屋でするよう命じられた。
午前4時前に起床。党の政策を学んだり、党をたたえる歌を歌ったり。食事をはさみ、学習は日付が変わるまで続いた。
習近平主席や共産党への感謝を述べるよう強いられ、イスラム教を否定するような発言やイスラム教が禁じている豚肉を食べるよう命じられた。
「反抗的な態度をとると、鎖で手足を縛られたまま壁の前で24時間立ち続けるなどの罰があった。
収容者の中には衰弱して死亡する人もいた」などと語った。
オムルさんはカザフ大使館の働きかけで8カ月後に解放されたが、多くの親族が拘束されたまま。父親は今年9月、施設内で死亡。
「中国政府が主張するような教育の場所ではない。民族浄化のための施設だ」と涙を流しながら訴えた。
(2018/11/24 朝日新聞デジタル)