15/10/02 18:18:10.27 KbemXFLp.net
>>243
続き
「安倍さんは子飼いの稲田朋美政調会長を再入閣させたがっている。『1億総活躍担当相』
が今回の目玉というのなら、稲田さんを抜擢するかもしれません」(自民党関係者)
しかし、稲田政調会長は東京裁判について「判決理由に書かれた歴史認識はずさんだ」
と見直しを主張しているウルトラ右翼だ。
そんな人物が「1億総活躍」担当だとすると、とりわけ年配の人たちはイヤ~な言葉を思
い出してしまうのではないか。
「1億総玉砕」である。
先の大戦で、敗戦濃厚の旧日本軍が国民に“道連れ”を呼びかけたスローガンだ。
なるほど、そういう視点で見ると、第3次安倍改造政権とは、戦争体制を確立するための
前段階と言っていい。
10月1日には、いよいよ武器輸出を管理する防衛装備庁が発足するし、閣僚ではないが、
JICA(国際協力機構)の新理事長には「70年談話有識者懇」の座長代理を務め、安倍
首相と近しい北岡伸一・国際大学長が就く。
防衛省、軍需産業、ODA(政府開発援助)を巻き込んだ一大「軍事国家」の基礎が出来
上がるのだ。元毎日新聞記者で政治評論家の板垣英憲氏はこう言う。
「安倍首相は突然、経済優先を言い始めたが、何ら具体策を示さない。国民の目を欺こ
うとしているだけで、本当は何もヤル気がないのです。一方で、ハッキリと口にしたのは
参院選で勝利すれば憲法を改正するということ。自民党憲法改正草案(起草委員長・
中谷元防衛相)は、国防軍創設や軍法会議にも触れている。つまり、軍国主義に戻す
わけです」
安倍政権が続けば、「1億総活躍社会」どころか、行き着く先は「1億総玉砕社会」である。