15/06/04 02:53:53.44 sgICciNo.net
>>977続き
しかし安倍政権は、この冒頭の「外国の武力攻撃」の部分に、「誰に対しての武力攻撃か」という目的語が明記されていないことに着目。
「わが国への武力攻撃」と読めるが、「同盟国である米国への武力攻撃」とも読める!! と強引に決めつけ、「ほら、歴代政府も認めているじゃないか!」と、
閣議決定の唯一の根拠にしているのです。…あいた口が塞がらないとはまさにこのことですね…
「誰に対しての攻撃か」という目的語をあえて明記しなかった理由について、安倍政権は「当時の見解の作成者の意図について記録の
資料は残っていない。でも、とにかく『同盟国である米国への武力攻撃』とも読めるじゃないか!」と強弁しました。そこで、小西議員は、作成者たちの意図を調べました。
すると、この政府見解の基となる国会質疑において、作成者である吉國一郎・内閣法制局長官(当時)は、「憲法9条をどう読んでも他国の防衛はできないよ」
「他国が侵略されていることは、日本の生命、自由、幸福追求の権利が侵されている状態ではないので、まだ日本が自衛の措置をとる段階ではないよ」と明言していたのです。
つまり、「作成者たちの意図は不明だけど、とにかく、そう読めるんだ!集団的自衛権を認めていたんだ!」 と強弁する安倍政権ですが、
その作成者たちは「集団的自衛権は憲法上は絶対認められない!」と言っていたのです。
憲法違反を強行するために、勝手に「作成者の意図」を捏造する、というインチキが行われていたのです。