14/08/14 18:35:22.17 90+brAcv.net
(>>424の続き)
・・・つまり、ベンサムが言う「代表制民主主義」の「全人民平等主義」が「最大多数の最大幸福」を実現できないとすれば、「人民主権」の民主主義つまり人民民主主義国/人民共和国などの「正統性」などはまさに「空理空論の最たるもの」であろう。
事実、現在から過去を振り返ってみても、「平等主義」の「社会主義国」で「人民の最大多数の最大幸福」が実現された国などただの一国もない。
レーニン/スターリンのソ連、ソ連支配下の東欧、毛沢東時代の中国、金日成/金正日の北朝鮮、ポル・ポトのカンボジア、ホー・チ・ミンのベトナム、・・・これらの国々の人民は、「最小幸福」どころか「最悪地獄」であった。
これらの国々の政権下で殺戮された人民の数は総計2億人と言われている。
この事実をみなさんよく覚えておいて欲しい。極端な「平等主義」を唱える政党が国家の政権を握ると、それが「人民民主主義」と呼ばれようと「人民共和国」と呼ばれようとその国民は、
「最貧困の平等かつ自由ゼロ」「国家による国民の大殺戮」このツーペアを必ず経験することになるのである。
(紙幅及び字数制限によりその五へ続く。)
2009-09-27 21:21