14/08/14 10:17:47.65 ad05xCKw.net
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>>358:ぱぱ
天皇は看板である。それ以上でもそれ以下でもなし。
天皇は「日本国の象徴であり日本国民統合の象徴」なわけだが、「象徴」の価値はいかほどなのか?
鳩は平和の象徴である。じゃ、国民が大切に守るべきものは鳩か、平和か、どっちだ?
当 然 、 「 平 和 」 だ ろ う 。 守 る べ き は 平 和 で あ っ て 、 鳩 ( = 象 徴 ) で は な い の だ 。
「象徴」の価値など、しょせんはその程度。天皇も然り。
国民が守るべきは「日本国」と「日本国民統合」であり、「 天皇 ( = 象徴 ) 」ではないのだ。
日本国憲法は国民の名で謳われ、その前文では、民主主義を守ること・平和を守ること・人権を守ることが謳われている。
『日本国民が大切に守っていくべきもの』が格調高い文章で謳われているわけだが、
「 天 皇 」 ・ 「 皇 室 」 と い う 言 葉 は た だ の 1 度 も 出 て こ な い 。
つまり日本国憲法において、天皇・皇室は『日本国民が大切に守っていくべきもの』として見做されてはいないのだ。
他の項目を差し置いて「天皇」が第一章に登場するわけだが、第1条で「主権の存する日本国民」と書かれ、
その後は天皇のできること・できないことが書かれている。
要するに「第一章 天皇」とは、「主権は国民に在って天皇にはない」ということをきっちりと宣言する、
日本の民主主義にとって最も重要な章なのだ。「大事なのは天皇じゃなく、民主主義」ということを謳う章なのだ。
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