14/08/12 15:25:16.63 cNiQbTl1.net
(>>213の続き)
・・・バーク
・英国民の美徳ある自由の擁護、英国國體(国体)の(実証と)保守
・全体主義イデオロギーの排除(平等の否定、人権の否定、デモクラシーの危険視、国民主権・人民主権の排除、国家権力の肥大化の防止)
・ヨーロッパの歴史・伝統・慣習の擁護
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ハミルトン
・米国民の美徳ある自由の擁護、米国國體(国体)の創造
・無政府状態の排除(強力な中央政府権力機構づくり、デモクラシーの排除)、米国をして大国家に発展させる基盤づくり
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<無秩序(アナーキー)の防止、デモクラシーへの警戒>
・政府の権限が過剰すぎては専制になるように、その極度な欠乏もまた無政府をもたらす。共に国民の破滅に至る。北朝鮮とイラクをみれば明白である。
・正しい自由は道徳的社会において確保されるから、道徳が衰微しその腐敗がすすむ社会においては自由は棲息できない。つまり、自由と道徳を重視すれば、デモクラシーを忌避するしかない。
・デモクラシーはアナーキーな衆愚政治(モボクラシー)に転落しやすい。アナーキーな衆愚政治をさけたいと思うのであれば、あるいは全体主義を許さないと思うのであれば、デモクラシーを無批判に受容することはあってはならない。
・「抑制されたデモクラシーとの共存」だけが、現実の自由社会が模索できる唯一の選択肢である。