14/02/05 23:38:06.15 6muWbUxL.net
日本にとってＴＰＰの懸念事項は農産物以外はほぼ無い。
何故なら他の分野の多くは日本は世界最高水準の開放度を誇っているし、そうでない分野はアメリカ等の先進国も開放できない分野だからだ。
労働（移民）しかり、安全基準しかり。
つまり日本にとってＴＰＰとは、多くの分野で他国に開放を求める協定であると言える。
また、農産物においても安定した輸入先を多数確保しておくのは悪いことではない。
万一の食糧危機が起こった場合、日本のように食料自給率が低い国にとっては輸入が非常に重要になるが、輸出国にとって自由貿易協定を
締結した国への輸出を制限するのは困難だからだ。
所得の低い発展途上国の農民にとって、作物を国内で販売するよりも日本のような先進国へ販売した方が儲かることは言うまでもない。