20/11/15 11:15:36.19 Xxz8rzc5.net
さて皆様、ENOTECAでは現在『店長アワード2020』のパンフレットを配布しています
これは60を超える店舗があるENOTECAの店長が支持するワインをおススメとして記載されたものです
そこで分かった事は、やはりワインは世間の一般的な『エンゲル係数(所得に応じた支払能力)」を
超える事が出来ない訳で、富裕層の支持があっても結局販売量が広がらないという事実です
ではENOTECAが認識するワインの価格設定及びターゲットはどうなっているのでしょう?
①デイリーワイン部門:~1999円まで
②ハイクオリティ部門:2000~3999円
③贅沢ワイン部門:4000円~
大体私がワインの市場価格として「相場」の想定と同じくらいです
高額なワインを勧める店員の態度はいただけないのですが、実際には頭の中はそれくらいを
ワイン販売のターゲットにしていることが分かります
気になるのはどの価格帯のワインも大体共通する生産者のワインの主力だったりセカンドだったりすることです
その多くは、贅沢ワイン部門で記載されたワインで定評のあるワイナリーの中間価格帯だったり、低価格帯でも若干違うのですが、
それも共通する生産者のワインがちらほら見られます
名前に頼っている印象を受けるのです
この手の生産者はちょっと人気が出るとすぐに値上げをする傾向があります
チリで有名な最高級ワインといえば「アルマヴィーヴァ」でしょう
URLリンク(www.enoteca.co.jp)
シャトー・ムートン・ロスチャイルドとコンチャイトロ社とのコラボレーションとのことですが、
このワインも値上がりが激しいと聞き及びます
つまり有名なワインばかりを探すワイン通と、有名酒にすがるENOTECAというもたれあう関係性です
これでは市場は停滞しますね
では今後のワインショップ事情はどうあるべきでしょう?
最初にある程度価格のターゲットを絞り込んで、仕入れるインポーターを限定しない、
料理との関係性をそれほど考慮せず、単純においしいかどうかで決めるべきだという事です
そしてENOTECAは自前主義のためにそこが弱点になっています