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静岡県の鈴木康友知事は7日、県議会でリニア中央新幹線の静岡工区の着工を容認すると表明した。今後同工区の本体工事に必要な「自然環境保全協定」をJR東海と締結する。東京・品川―名古屋間の開業に向け前進する。
懸案となってきた大井川の水資源流出への対処や環境対策については、3月に県とJR東海の協議が決着。同社による流域自治体などでの住民説明会も6月22日に完了した。鈴木知事は一連の手続きを踏まえ、関係自治体や県民の理解が得られたと判断した。
約286キロメートルある品川―名古屋間のうち、静岡工区(約9キロメートル)は唯一の未着工区間だった。JR東海が年内に本体工事に着手できれば、最短で2036年の開業が視野に入る。
静岡工区については17年に川勝平太前知事が水資源への影響を理由に着工反対を表明し、膠着状態が続いてきた。鈴木知事の着工容認により10年近くにわたる同工区を巡る問題が決着する。
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