25/02/20 08:46:58.81 G0pXmAnj.net
JR西日本は3月15日のダイヤ改正から、平日朝夕の通勤時間帯に奈良-新大阪間で運行している通勤特急「らくラクやまと」を、大阪府内にある快速通過駅の関西線柏原駅と八尾駅に新たに停車させる。こうした〝逆転現象〟はなぜ起きるのか。JR西は狙いの詳細を明かさなかったが、山陽線でも新快速が通過する大久保駅に通勤特急「らくラクはりま」を停車させており、専門家は混雑緩和や競合他社を意識した判断ではないかと分析する。
特急や快速といった列車の種類は業界で「種別」と呼ばれる。停車駅が少ない順に並べると、一般的には特急、急行、快速、普通と続くが、特急と急行の間に準特急や快速急行を設定する鉄道会社もあり、詳細はそれぞれで異なる。
「らくラクやまと」は令和6年3月に登場した。平日朝夕に上下1本が運転され、特急券が必要な上に全席指定。今年3月の改正後のダイヤをみると、関西線の奈良駅を午前7時13分に出発し、新大阪に8時20分到着。夕は新大阪駅を午後7時44分に出発し、終点の奈良には午後8時43分に到着する。
現在、奈良を出発した列車は郡山、大和小泉、法隆寺、王寺と各駅に停車した後、久宝寺、天王寺、大阪を経由して新大阪へと向かうが、3月のダイヤ改正後は王寺-久宝寺間の柏原と八尾が停車駅に加わる。
王寺-久宝寺間は、大和路快速などの快速列車がノンストップで駆け抜ける。
JR西は、快速が止まらない駅に、あえて特急を停車させる狙いについて「利用客の動向などを考慮し判断した」とするにとどめる。
府統計年鑑によると、令和4年度の一日当たりの八尾駅の平均乗車人員は1万1689人で、柏原駅は9814人。いずれも府内の関西線の駅の中では上位にあり、鉄道アナリストの川島令三さんは「近鉄を意識しているのではないか」と指摘する。