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北陸新幹線の敦賀（福井県敦賀市）以西の延伸について、国土交通省などは29日、東小浜（同県）と松井山手（京都府）、新大阪（大阪府）の新駅に関し、詳細な駅位置案を公表した。いずれも既存の在来線駅近くで、今後、詳細なルート検討が進むことになる。
位置案では、東小浜駅はJR小浜線・東小浜駅の西側（地上）で、松井山手駅はJR片町線・松井山手駅の北側（地下）、新大阪駅はJR東海道線と東海道新幹線の新大阪駅の南側（同）を示した。
京都駅についてはすでに、JR東海道線・京都駅の地下付近の2案と、同駅から南西に約5キロ離れた桂川駅付近の地下とする計3案を示している。
延伸予定の敦賀―新大阪間は未着工で、手続きが最短で進んだ場合、2026年3月頃にも工事の実施計画が認可され、事業の着手に至る見通しとなっている。