24/09/14 16:20:04.03 Q+kzsbha0.net
【隙間にご注意!】英京倫敦 ロンドン地下鉄道の世界線【 Good Service 】~ 4
第二回で、インド人ならぬ京浜電気鉄道もビクーリ!のロンドン地下鉄道の「行っとけ」運転を先にご紹介してしまった訳であるが、何故このやうな芸当が 異常時にアドリブで可能なのか?
改めて考えてみたのである
実は、ロンドン地下鉄道に於いては、通常の「標準ダイヤ」に既に土日休業駅、すなわち土日通過運転やラッシュ時のみの停車駅など、「停まらない駅」・「走らない区間」などが、そこかしこに設定されており、これが云わば練習場となって、いざという時、臨機応変な対応が運輸司令、ウテシ共に可能となっておるのである!
← 意外とヤルわい
もともと、標準ダイヤでは路線により平日 Monday to Friday と土曜 Saturday、日曜 Sunday とでは、運転本数にかなり差があるのであるが、都心部のビジネス街の駅は土日休業は当たり前、中には路線ごと休業する、または、時間帯休業もあるのである
これは利用者が少ないから理解しやすいが、逆に「観光客などが集まり過ぎて危険な駅」も敢えて通過するのである!
要は、「隣の駅から乗りなさい」といふ訳である
また、平日 Monday-Friday の朝夕と礼拝日の日曜の日中のみ運転、すなわち、土曜は全面運休といふ区間もあったりするから面白い
鉄道各社幹部社員は、欧州鉄道見学にどの社も出かけておる筈であるが、ついぞ日本に於いてかような運転方式は見た事ないのである監督官庁がダメなのか? 鉄道各社の怠慢か? と思うところはある
いづれにせよ、ロンドン地下鉄道の臨機応変「行っとけ」は、日頃の訓練の賜物であることは間違いない
あるいは、乗務員訓練や乗客を慣らすために、わざとこのやうな「停まらない駅、走らない区間」を設定しておるのかも知れぬ
Practice makes perfect & confort.
まことに「考えられたロンドン地下鉄道!」という、さらに含蓄ある第四話ですた
To be continued.