24/07/05 11:42:30.19 o4rxxAdi.net
厨二病
「厨二病」とは、中学2年生頃の思春期特有の自意識過剰な状況を揶揄する言葉で
社会に反抗的になる・流行の逆をする・邪気眼などの特殊能力を信じるなどが特徴的な行動のことを意味する表現。
揶揄または自虐の意味を込めて用いられるスラング。
「厨二病」という呼称には、
この「病状」が中学2年生の頃に典型的に見られるものである、という含意がある。
中学2年生は第二次性徴のただ中であり、心身ともに子供から大人へと移行しはじめる時期であり、
下級生(子供)と上級生(大人)を見ながら過ごす時期でもある。
大人に憧れつつ、子供っぽさが抜けず、年相応に世間知らずである。
あらためて言うまでもないが「厨二病」は病名ではない。(ある意味「病的」ではあるかもしれないが)。
厨二病の何たるかを説明するに当たっては「症状」「症例」「予後」「治療」といった医療用語がよく用いられるが、
もちろんこれは遊んでいるだけ、もしくは病気の症状になぞらえて扱っているだけである。
まじめに医学的な見地に立って語っているわけではない。
厨二病の根底には自己顕示欲や承認欲求、自らを特別な存在と思いこむ自己陶酔、
といった要素がおおむね共通して見て取れる。
これに幻想・空想・夢想・妄想が加わり、
「光と闇」「神聖と邪悪」「選ばれし者と凡愚凡俗」「天才と暗愚」「支配する側と支配される側」といった世界観も加わり、
個人の趣味嗜好と相まって、具体的な言動として発出される。