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インフラ存続危機 いま考えるべき今後のまちづくり
2018/10/9(火) 12:30
URLリンク(news.yahoo.co.jp)
◼インフラの本来の役割は?
>さらに都市の発展にインフラは欠かせない。インフラストラクチャーとは「下支えするもの」のことで、福祉の向上と経済活動に必要な公共施設を指す。道路、上下水道、橋梁などの基盤整備が進み、設備投資をして便利になれば土地は黙っていても上がった。
>その効果も限定的になっている。
★たとえば、リニア中央新幹線の経済効果。
>三菱UFJリサーチ&コンサルティングのレポートでは、品川ー名古屋間が開業した後の経済効果は、2050年までに10.7兆円、大阪まで一括で整備された場合に16.8兆円と推計されている。その内訳は外国人観光客の増加や地価の上昇で、東京・名古屋・大阪だけでなく途中駅周辺でも経済効果が見込めるとされる。
>しかし、実際には限定的になるだろう。始発駅である名古屋駅と品川駅の周辺では地価の上昇が期待できるが、それ以外の地域では土地がすでに余っており、影響は少ないと考えるのが普通だ。
>設置が予定されている山梨県甲府市、長野県飯田市、岐阜県中津川市でも駅から徒歩圏内の住宅地では地価の上昇が期待されるが、リニア新幹線の開通に伴う住宅地への影響は極めて限定的だろう。
>インフラは本来都市を「下支えするもの」であって、経済成長のための注射ではない。都市住民が豊かになるためのインフラを模索することが大切だろう。
◼どういうまちにするか、そこにはどんなインフラが必要か
〻
>田中と宮本の発想はまったく対照的だ。
>宮本は、離島振興には内部からエネルギーを起こさなければならないと考え、田中は、道路で中央と直結するしかないと考えた。直線的な道路は効率的で経済成長を促すエンジンとなった。
>都市の目的が経済成長だった時代のインフラとしては良かったのかもしれない。
>しかし、今後の都市の多様な役割を考えると、宮本常一が提唱していた都市の中を周回する道路の価値が高まるだろう。