24/03/26 02:19:57.98 /yGrh8D4.net
>>107
その前に沿線自治体の外ヶ浜町と今別町との仲の悪さにJR東日本も不安を抱いてるんだろう。
災害で津軽線の非電化区間が不通になる1ヶ月前からオンデマンド方式の「わんタク」や「わんタク定期便」の実証実験を始めてた。
なぜ、それをやる必要があったかと言えば、既存のバス路線は沿線2町ごとで連携不足で不便というのがあった。
もちろん、将来の津軽線非電化区間の廃線のためのテストというのもあるだろう。
昔は青森市営バスが自治体を越えて運行されてたと思う。
それが廃止されてから自治体ごとのバスの運行になった。
しかも、平成の大合併の時に今別町は合併しない選択をした一方で、外ヶ浜町を構成する旧3町村は三厩地区という飛び地を抱えながら合併した。
その状態で自治体ごとにバスが運行されるようになってしまった。
酷い例が外ヶ浜の中心部から三厩地区に行く途中に今別町をバスが通るにも関わらず、今別町内では乗り降りさせずに通過させたりしてた。
北海道新幹線奥津軽今別駅が開業した時に、さすがにこのままだと観光客は困るだろうから改善したんだろうけど、それでも連携不足は否めない。
2次交通がこの状態だとマイナスになることはあってもプラスには絶対にならない。
鉄道の方も悪影響を受けてるだろう。
不仲の沿線自治体が全体の利益を考えないまま、自ら公共交通を衰退させることをやってる。
そのへんの事情ははネット記事でも取り上げられたことがある。
↓
JR津軽線 廃止も視野か 赤字66線区の「交通再編」先陣に? “縦割り”で分断されるバス&鉄道(乗りものニュース/全3ページ)
URLリンク(trafficnews.jp)
津軽線の代行バスや実証実験の「わんタク」や「わんタク定期便」の評判が、地元の利用者からそれほど評判が悪くないのは、そういう事情がある。
法人化して沿線自治体と共同運営するのは、地元利用者のためにも正しい方向。
沿線自治体の利用者そっちのけのバスの運行で、JR東日本も内心呆れてるだろう。
だから、こんな提案されるんだと思う。
本来は津軽線廃止に関わらず、もっと早く法人化するなりして沿線2町が既存のバス路線を共同運行するべきだった。
JRから提案される前にね。