24/01/22 12:21:05.49 iFMk0CB5.net
JR狭軌在来線の最大カント105mm、
標準軌新幹線の最大カント200mmってのは、
C=G^2/6Hの式に、
軌間Gは狭軌の1,067mmあるいは標準軌だと左右接触点間隔1,500mm、
そして重心高さHには1,700mmを代入した計算結果の狭軌112mm、標準軌新幹線221mmに余裕をみた数値。
なので標準軌民鉄の最大カント150mmというのはかなり余裕あるのだが。
あれで新幹線は車体がデカいから重心はさほど低くない。
E4系にいたっては1,500mm越えてる(E458が1,550mm)のに、
最大カント200mmで運用してるので。
仮に狭軌在来線で電車専用にすると、
在来線の電車は悪くても重心高さ1,500mm程度なので、
計算するとカント126mm・・・あまり増やせないな。
振子車みたいな低重心車両専用とするなら、
悪くても重心高さ1,250mm未満(振子車としては重心高すぎて問題あったE351系先頭車でも1,238mm)なので、カント152mm。
仮にカント150mmで半径400mなら、110km/h。
これでも劇的には速くならないな。
ヨーロッパの強制振子車なら115~120km/hが普通。韓国のTTXもこの水準を目指してた。