24/01/02 22:35:34.35 665bkyKg0.net
国鉄の計画として界磁添加励磁制御の適用は211系が端緒で、登場こそ先行したが205系はむしろ派生型。
203系100番代の増備が並行して予定された他、山手線用に203系の設定を適用した201系新番代の構想もあり、通勤型への界磁添加励磁制御適用は一歩遅れた形
221系の主要機器は211系・213系を基本としており、本来213系は横須賀総武快速線用211系編成でM比適正化のため企画された由来を振り返れば、221系でM比1の達成に大きく貢献したと言える。
VVVF採用も検討されたが、コスト以上に国鉄継承の貧弱な電力設備では成立しえないことが自明で、大手私鉄・公営がチョッパ制御からVVVFへ移行するなか、当時の国鉄・JRでは界磁添加励磁制御が最適解だった
車体は軽量ステンレスだと加工の難易度が上がるため、側窓で天地寸法の拡大や連続処理となれば、部材の面で繊細な意匠の構成が困難。
コストの面から普通鋼製として、全面塗装も併せた見栄えの優先も両立できると動機付けた