23/11/19 01:06:33.62 g1Cb7S8c.net
>>6
むしろ今となっては分離して正解。
しかも、どっちも経営が悪い者同士。
過去数十年を見れば、弘南バスの方が経営自体は赤字だった。
ただ、国や自治体の補助制度が鉄道に比べて充実して
競合のバス会社がなかったから赤字路線の多くが補助対象になって
助かってただけ。
弘南鉄道の方は、長年大鰐線というどうしようもない不採算な路線を
約50年背負った結果、弘南線まで酷い状況になってしまった。
逆に言えば、弘南線のような優良路線のおかげで長年無茶が出来た。
弘南線が赤字転落したのは17年だから、地方路線の中では最近の方だ。
悪い物と良いものを一緒にして、良い方の足を引っ張った結果が今の弘南鉄道。
それを、さらにバスと一緒にして、経営実態を見えなくしてしまうのは悪手。
全国を見ても最近注目されてる、ひたちなか海浜鉄道は茨城交通から経営分離して評価された鉄道。
経営分離した後、しっかり行政もサポートしたし。
弘南鉄道の場合、弘南線と大鰐線を持ち続けた結果、大鰐線の経営状態が覆い隠されて
適切な対処が出来ずに放置されてしまった。
もっとも、弘南鉄道は大鰐線の経営状態を長年訴えてきたんだけどね。
ただ、黒字の弘南線の存在で会社全体では深刻さが伝わらず、地元メディアの扱いが小さかったりした。
地元の自治体や地元民も13年の大鰐線の廃線表明・撤回まで深刻に考える人が少なかった。
19年と今年夏の2度の大鰐線脱線事故や今回の線路のトラブルが起きる前でも深刻に考えない人が多かった。
弘南鉄道を弘南バスと統合するどころか、大鰐線を廃線にするか最低でも経営を分離しなければならない。
そもそも、弘南線と大鰐線は繋がってなく合理化も出来ないのに、帳簿上一体経営は変な話だし。
大鰐線が廃線になっても、入念な準備をすればバスの運転手不足でも問題ない。
19年と今年夏の脱線事故や今回のレールのトラブルでも長期運休でも事前準備が無かったにも関わらず
弘前市内や大鰐線周辺の道路が大混乱にならなくて拍子抜けした。
代行バスや既存のバス路線を見てもガラガラで客が、ほとんど乗ってなかった。