22/07/22 21:34:42.62 JxEeJO+Q.net
───────────────
長崎新幹線「西九州ルート」のフル規格化への 協議を求める意見書(案) 長崎新幹線「西九州ルート」は、2008年3月に国土交通省から鉄道建設・運輸施設整備支 援機構に対し工事実施計画の認可がおり、同年4月28日に嬉野市において武雄温泉~諫早間 の起工式が執り行われた。
また、2012年6月には新たに諫早~長崎間の認可もおり、武雄温泉~長崎まで標準軌道(フル規格)での整備として現在工事が進められている。
また、武雄温泉~新鳥栖間は既存の長崎本線を利用するため、狭軌から標準へ切り替えが できるフリーゲージトレインの導入が前提とされている。
既存の長崎本線の問題として武雄温泉~新鳥栖間には93個所の踏切がある。新幹線化によ って、運行列車は現在以上に増便される予定であるが、踏切の安全対策には新幹線整備の予 算はついていない。
また、線路による町の分断状況は更に悪化するものと考える。そのよう な中、武雄市においては、街中の路線を高架化することによって、安全な街づくりが進めら れている。
また、関西圏や中部への行き来は、フリーゲージトレインでは博多駅で山陽新幹線への乗 り換えが基本である。
これからの西九州地域全体の経済、観光を活性化するためには、関西 圏と西九州が直接結ばれることが大事であり、高速交通体系の確立は急務である。
そのためには、新鳥栖~長崎間をフル規格で整備することが重要となってくる。
フル規格へは佐賀県の地元負担金が約800億円と多額であることが大きな課題であること は充分理解できるものの、これからの西九州地域全体の将来を浮揚するために、佐賀県、長 崎県、国、jrの4者でフル規格への協議を行うことを強く要望するものである。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
━━━━━━━━━━━━━━━