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大井川直下「大量湧水」JRの説明資料 リスク低い「本坑」記載、国交省「誤解招く表現」【大井川とリニア】
(2020/12/25 08:55) 静岡新聞
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>大井川直下でのリニア中央新幹線南アルプストンネル工事で
「高圧大量湧水の発生が懸念される」と記載された地質調査会社の資料を巡り、
JR東海が10月の国土交通省専門家会議に提出した自社の見解を説明する資料で、
破砕帯など大量湧水のリスクが高い地質に先に到達する「先進坑」ではなく、
その後掘り進める「本坑」について記載し、
「大量湧水の可能性は小さい」と結論付けていたことが24日までに分かった。<
>JRは同じ説明資料で、山梨県境付近の大規模断層の大量湧水のリスクは「先進坑」と
記載して論じ、大井川直下の「本坑」と区別した比較表を掲載。
JRは他の箇所の説明で先進坑と本坑を区別して論じている。
国交省は「誤解を招くような表現だ」として今後対応を検討するという。<
>静岡新聞は9月、地質調査会社が作成した資料に、大井川直下で
「高圧大量湧水の発生が懸念される」という記載があったと報道。
JRは県からの資料公表要請を2度拒否した末、10月の専門家会議で
地質調査会社の資料の一部を抜き出して、説明資料に
「本坑と大井川の交差部における大量湧水の可能性は小さい」と記した。
先進坑での大量湧水の可能性については見解を明示していない。<
>県の担当者は大井川直下に関して「リスクの高い先進坑を国交省会議で議論すべきではないか」
と問題視している。JRの広報担当者は取材に「(先進坑と本坑を)代表して『本坑』と書いた。
『先進坑及び本坑』と書いてある箇所もあり、『本坑』には先進坑という意味も含まれている」と説明した。
10月の専門家会議では大井川直下の地質に関する議論が深まらず、
トンネル工学が専門の西村和夫委員(東京都立大理事)は一切発言しなかった。<
続く