16/04/13 14:42:38.01 oa0+19wz.net
◆北海道新幹線は、採算が合わないことが分かっているのになぜ開通させたのか?
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札幌まで延伸されたとしても十分な需要がないことは、当初から想定されていた。
それでも新幹線のプロジェクトが進められたのは、整備新幹線という国策が存在するからである。
JR北海道は形式的には民間会社になっているものの、実質的には国鉄のままという状況に近い。
JR北海道の株式はすべて独立行政法人「鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)」が保有しており、代表権を持つ役員の人事には閣議の了解が必要とされている。
またJR北海道は自力での事業継続が不可能であり、実質的には赤字経営が続いている。
分割民営化に際しては「経営安定化基金」と呼ばれる資金がJR北海道に提供されたが、この資金の多くは株主である鉄道・運輸機構に特別に高い金利で貸し付けられている。
JR北海道はこの金利収入がなければ事業を継続できないという現実を考えると、JR北海道は実質的に政府が保有し、税金で赤字の補填が行われている組織と解釈してよいだろう。