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＜ニューレオマワールド＞事故相次ぐ コースターで肋骨骨折
毎日新聞 6月13日(土)21時19分配信
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１３日午前１１時１５分ごろ、香川県丸亀市の遊園地「ニューレオマワールド」で、客でパート従業員の女性（４２）＝松山市＝がジェットコースター「レディーバードコースター」から降車後、「腰が痛い」と訴えた。女性は左肋骨（ろっこつ）を骨折する重傷。
県警丸亀署によると、女性は２人乗りの車体右側に乗っていた際、急カーブで体を打ち付けられた可能性があるという。
同署によると、５月１８日にも同じコースターに１人で乗車した小学１年の女児（６）＝香川県善通寺市＝が左鎖骨を折る事故があった。詳しい事故原因などを調べている。
同署やニューレオマワールドの運営会社「レオマユニティー」によると、コースターは全長約２８０メートル。最高時速は３５キロで、走行中に上下左右に揺れるのが特徴。車体は２人乗りで、腹の前にバーを下ろして体を固定する構造になっている。
女性も女児も乗車中に、体を座席内のどこかに打ち付けた可能性が高いという。
同社は今年２月、業者に委託して国の基準を満たす法定点検を実施しており、「その際は問題はなかった」と説明している。
同遊園地では昨年１１月、剪定（せんてい）作業をしていたパート従業員の男性が水上ジェットコースター「ビバーチェ」と接触したとみられる重体事故が発生。
今年２月には、「ビバーチェ」の点検をしていた男性社員が乗り場と車体の間に左足を挟み、指の骨を折る事故があった。【古川宗、待鳥航志】