24/11/20 13:19:24.49 Jn3hSVTs0.net
小学生のころ、東北地方の祖母の家に長期休みとなると浸りこんでた。当時は3DSとかが流行っていたんだけど親が厳しくてそんなものは買って貰えず、ひたすら姉や祖母の家の近くに住んでいた子(以降Aとする)と川や山で遊んでいたんだよ。
それでいつものように夏休みに祖母の家に行き、昼寝していた。15時ごろに目が覚めたら姉もAもいなくて仕方がないから1人で散歩しに行った。夏とはいえ東北は東京に比べたら涼しいから気分はるんるんだった。だけど今考えるとこの散歩に出かけたのが間違いだったのかもしれない。
特に理由もないのに山の中にある廃神社に無性に行きたくなった。祖父や母に聞いたら怖いから近づくなと言われていて、姉やA子と遊ぶ時も近づくことはなかったのにだ。廃神社といっても神主が居ないだけでシャラシャラするやつや拝殿はあった。その神社に向かうための階段を上る最中、少し違和感を感じた。突然意識が戻ったかのように何故自分はここにいるのか、と感じてしまった。とはいえ小学生の私は好奇心に従って神社の鳥居をくぐった。