24/11/05 17:13:22.80 dR0QxuUW0.net
>>233
続き
私は、オッサンのイタイイタイという泣き言の聞き役をしていた。
オッサンはすぐには呼ばれず、数人の患者が順番どおりに呼ばれて診察を受けた。オッサンのイタイイタイ(泣)は止まらない。
30分近くたって、ようやくオッサンの名が呼ばれた。息も絶え絶え診察室に入ったオッサンを迎えたのは、ドクターと看護師の怒号の二重奏、いや三重奏だった。
オッサンの、痛いよ、優しくしてくれよぉ、という懇願と、ドクター&看護師’sの当たり前でしょ、触らないと処置できないけど良いの?というドライな声が響いていた。
それからは、ドクターと看護師には決して逆らうことは無くなった。
─私が。
※なお、オッサンの治療費に健康保険を適用したかどうかはわからない。