24/07/02 18:24:57.69 ylF+Hrg70.net
6~8月は、女子トイレは臭いが充満する。汚物入れに使い捨ての生理用品があり、臭いが小林の髪の毛や皮膚にしみつく。まして、教職員や学生が来る8時半までは大学は経費削減と称して冷房をつけない。トイレ担当のパートの女性社員たちは口をそろえて「暑くて、くさくて死にそう」と言う。仕事はキツイ。しかも賃金が低いから2~3年で辞めていく。小林も辞めたいが、そうはいかない。子どもの学費をつくらないといけない。
最も困るのは、6階の女子トイレだ。特に汚物入れにトイレットペーパーにウンチがついたものがつっこまれている時。清掃の所長によると、「多くはアジアやアフリカからの留学生」らしい。アジアやアフリカのある国々の留学生がよく利用する階のトイレで目立つのだという。ほかの階のトイレでは少ない。
汚物入れは、血をたんまりと吸い込んだ生理用品とウンチがついたトイレットペーパーであふれかえり、周辺に散乱する日もある。小林は「留学生なりに気を使い、汚物入れに入れているのかもしれないが、生理用品とウンチの臭いと暑さで、気が変になりそう」とこぼす。四つん這いになり、ビニール手袋でつかんだスポンジでウンチがついたタイルをふく。タイルを傷つけないようにしながら、ウンチをとるのが大切なのだという。
6階の女子トイレでは、ウンチが便座や便器の周辺に飛び散っている時もある。小林は、つぶやく。「どういうスタイルで座っているんだろう。便座にまたがったり、足を乗せたりしてウンチをしているのかな」。横の壁に飛び散っている時もあった。なぜか、下のタイルのところどころにパンの食べかすが落ちている。小林は「便器に座り、食べているのかな」と話す。
ウンチを流していないこともあった。女子トレイではあるが、太くて、長く、しかも黒々としている時が多い。男子のトイレよりも大きい場合もあった。便器についたものは取っ手のついたブラシでこすり落とす。それでも落ちない時、ビニールの手袋をしてこすりはがす。
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