怪談師を語るスレ 九十一人目at OCCULT
怪談師を語るスレ 九十一人目 - 暇つぶし2ch756:本当にあった怖い名無し
24/06/15 04:29:24.32 K0bJ0NEz0.net
実話会談は性質としては報道と近いものがあると思う。
報道業界も取材された人は謝礼をもらって終わりで、ニュース映像や記事の著作権は出版社とかライターのものになる。
怪談に表現の公平性や中立性が求められることは無いが、このような「提供者とライター」という形態をとっている以上、
実話怪談師もニッチなジャンル専門のジャーナリスト的なものだと位置づけることができると思う。
もちろん文芸としてのアート側面もあるので、アートと報道の中間にあるような存在とも言える。
著作権的に話が複雑になってくるのは、
ネタ提供者が自分の体験談を怪談師の語りのように物語仕立てにした原稿を持ち込んだ場合だ。
報道の取材のように口頭の受け答えに著作権が発生するとは考えにくいが、
原稿などで持ち込まれた場合、表現や構成などに創作物としての独自性が認められてその原稿に著作権が発生する可能性がある。
この場合は提供者と会談師で権利関係をよく話し合う必要があるだろう。
またパクリ問題も同じで、ネタ自体の類似だけでは法的にパクリを主張することは難しいと思われる。
これは、多数のテレビ局が同じ事件を報道しているという状況と同じだからだ。
「この事件は新聞社Aが最初に報道したから新聞社BやCは報道できない」ということにはならない。
同じ体験者に複数の局が取材し、それぞれが同じ人をソースに記事にすることだって多々あるだろう。
問題が発生してくるのは、新聞社AとBで記事の言い回し・構成・表現などが極めて酷似している場合だ。
この場合はどちらかが相手の記事を流用している可能性がある。
実話会談のこういった特性は、強みでもあり脆弱性でもある。
怪談師は誰かの権利や名誉を傷つけてしまうこともあるだろうし、
怪談師もまた悪意のある誰かからの嵌め込みに遭う可能性もあるだろう。
『怪談』は、怪談師、提供者、視聴者、そのすべてにとって魔物である。
付き合い方を間違えると


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