24/03/03 12:04:51.60 rRwWhpta0.net
今から30年以上前に体験した短編の「実話」となります。
私が小学生の頃のお話です。
1990年代当時のビデオカメラと言えば大抵、ソニーのHi8（ハイエイト？）というビデオカメラが主流でしたが、うちはパナソニックのVHS-Cタイプという非常に小さなビデオテープに対応したもので、それをVHSサイズのカセットアダプターを使ってVHSのビデオデッキで撮影した映像が見られるというものでした。
結構な金額のカメラで、そんな物を持ってるのは近所では私の家だけだったと思います。
その頃は頻繁に人懐っこい野良猫が家に遊びに来る事が多く、撮影対象と言えば畑で野良猫が中心でしたが、それ以外にも母親と車で出かける時は今でいう車載動画みたいな車内から外の風景を撮影するような感じで色々と撮っていました。
撮影した映像はその日のうちに全て見返す事が多かったのですが、所がある日の夕暮れ時に車内から撮影していた車載映像で、不意に道路沿いからお墓が見える場所がテレビ画面に映し出された時に問題が起きました。
墓石の直ぐ真横で夕日の光に照らされて赤みを帯びた、
「真っ赤なドクロが大きな口を開けて画面に映し出されていたのです！！」
決して見間違いではなく、目、口、鼻などもしっかりと確認出来て、ドクロの目の部分は完全に真っ暗な空洞でした。
怖くなって映像は直ぐ当日の日に消してしまいました。
それからはそういった場所での撮影は控えるようにしました。
これが今まで体験した唯一の心霊体験でした。
その数か月後に自転車で転倒事故を起こし、キャンプにも行けなくなるなど、その年はかなりの不運が続きました。
お祓いには行っていませんでしたが、それからは何事も無く現在に至ってます。
そういうカメラにまつわる不思議な体験でした。
以上です。
何かご質問があればお応え出来る範囲でお答えします。